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目次
本の基礎情報
- タイトル:【書評】プリンセス・マーケティング 「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則
- 著者:谷本 理恵子
- 著者の経歴:元々通販部門の運用責任者で、女性向けセールスライター。女性に売ることに関しては定評があり、独立してセミナー講師などを実施されている。
- 発行年:2019/4/26
目的・目標
- マイクロ法人事業の勉強
本の目次構成
- 男性と女性では、求めている「ストーリー」が違う
- 女性と男性では、登場人物の「設定」が違う
- 女性と男性では、主人公の「モチベーション」が違う
- 女性と男性では、意思決定の「中身」が違う
- 女性と男性では、何を「信じる」かが違う
- 女性と男性では、「関係性」の築き方が違う
- 女性と男性では、「未来」の見せ方が違う
学びになった点
- 【女性と男性のストーリーの違い】
- 男性はヒーローになっていく、サクセスストーリー
- 庶民から武器を得て、仲間を得て、勇者になっていく
- 他者からの評価である、地位や名誉を得ていく物語
- 女性は元々プリンセスで現状は違う状態から元に戻っていくサクセスストーリー
- 気づきや仲間の協力を得て自分が元居る場所に戻っていく
- 本来の自分らしさを取り戻す自己が満足する状態になっていく物語
- 男性はヒーローになっていく、サクセスストーリー
- 【欲しい物の違い】
- 男性は、今の悩みを自覚させ、これまでよりも目標に近づくアイテムを好む
- レベルアップする自分を求める(同じ世界線)
- 女性は、悩みの感覚は持っているので、本来の自分に戻る魔法のアイテムを好む
- 今までの生活全く違う世界にいる自分を求める(違う世界線)
- 簡単に今の世界や違和感を卒業できる手抜き感
- 男性は、今の悩みを自覚させ、これまでよりも目標に近づくアイテムを好む
- 【仲間の捉え方の違い】
- 男性は共闘する仲間
- 一緒に自分が目標に達成するまでに戦ってくれる
- キーパーソンは努力の方向性を教えてくれる仙人や師匠
- 良きライバルであり、同志である仲間
- 女性は協力する仲間
- 自分が新しいところへ向かう気付きやきっかけを与えてくれる
- キーパーソンは魔法をかけてくれる魔女
- 新規に何かを得るわけではないので、弱気になった自分を支えてくれる存在
- そのため感情の共有が大切になる
- 男性は共闘する仲間
- 【敵の捉え方の違い】
- 男性の敵は自分の理想を獲得するための困難
- 女性の敵は元の世界に押し戻そうとする存在
- 自分の自身の無さに付け込み、新しい世界に飛び出すことを妨害する
- 「新しい世界に」生きる決意を確かめる試練
- 【購買行動の違い】
- 男性は比較検討して、スペックで購入する。
- 数値が大切
- コストパフォーマンスを大切にする
- 女性は第一印象でピンときたものをお試し購入する。
- 印象が大切
- 多少値段が張っても自分にマッチすると思ったものを買う
- 男性は比較検討して、スペックで購入する。
- 【求める売り手の属性の違い】
- 男性はカタログスペックなどで納得感を与えてくれる売り手
- 一般的なベスト
- 比較を好む
- 売り手とは縦の関係を望む(↑のキーマンの話)
- 女性は自分の置かれた状況にぴったりな商品を提供してくれる売り手
- その人にとってのベスト
- 比較を好まない
- 売り手には横の関係(味方・我々)を望む
- 男性はカタログスペックなどで納得感を与えてくれる売り手
感想・評価
よかった点
- 男性と女性の物事の捉え方が対比になっていて学びが多い
- 構成も内容も無駄なく、分厚い本ではないが非常に良い著者
気になった点
- 特になし
物を売るなら女性向けであるし、職場などで女性が活躍する社会なので一度行動特性などを理解しておくのにはピッタリな書籍でした。本当におすすめです!
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