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目次
本の基礎情報
- タイトル:株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書
- 著者:足立武志
- 著者の経歴:公認会計士業を実施しながら、執筆活動やセミナー講師を通じて、個人投資家に知識や情報を提供している
- 発行年:2019/1/24(コロナ前のお話です)
とあるyoutubeチャンネルでオススメされていたので読んでみました!
目的・目標
- ファンダメンタル投資の基礎の勉強
- 四季報や決算書の見方の勉強
本の構成
- 四季報・決算短信・有価証券報告書の違いと使いどころ
- 会社四季報の読み方
- 倒産の危険性を図るための7つのチェックポイントなどはリスクを取りすぎない為にも、参考になると思います。
- 決算短信の読み方
- 決算短信の有用性と財務三表の簡単な見方
- バリエーション指標の説明
- PBR・PER・ROEなどなどの詳細な説明と見方
- 成長株
- 成長株の条件がわかりやすく書いてあります!
- 失敗しない為の買い方や売り方
- ちょっとだけテクニカル寄りの内容
学びになった点
- 四季報の予想はあくまで予想
- 例えば、輸入や輸出の割合が高い企業やエネルギー関連などは、為替や資源価格などの外的要因を受けやすい為、変わる可能性が高い
- 売上や利益が成長している企業のPERはあまり気にしない
- 未来の売上や利益の向上によって、フェアバリューになると予想できれば投資できる
- 成長がストップしている企業のPERは大体10ぐらい
- 成長株としてみる際に外的要因によって影響を受ける株は、売上が成長しているからと言って成長株として考えないほうが良い
- 自社の努力だけで決算の結果が決まるわけではないから
- 建築、自動車、鉄鋼株、商社株、証券株、銀行株など
- 上記は現在が割安かどうかで投資判断をするべき(成長しているからもっと成長するかどうかはわからない)
感想・評価
よかった点
- 四季報や決算短信の見方がわかりやすく書いてあった(多分今まで読んだ中で一番)
- リスクが低い銘柄を推奨しているのが全体から読み取れて初心者にとってベストな内容
- 株価が低下した際などに、考えられる理由と問題ないケース/問題あるケースのケーススタディなどは必見
気になった点
- 中級者以上の人にはちょっとボリュームが少ないかも
個人投資家として最低限知っておかなければいけない内容と思いました。
わからない時は立ち返る基本と思いますので、私を含め初心者の人は一読必須です。
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※当ブログに掲載されているコメントや個別銘柄への考察はあくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。情報の取り扱いの際は結果責任の原則を順守して頂いた上、くれぐれも投資は自己責任でお願い致します